クリエイターの他の作品

海色ラムネという夢宿鳥(ゆめやどり)は海の靑から産まれ、必ず貝殻の傍で巣を作る。
海の欠片を集めやすい位置に巣を作る事が多いので、海の欠片を探すならこの鳥を探すと良い。
/(所長の手記より抜粋)
【ドリーミィバード】
和名は夢宿鳥(ゆめやどり)。
現実と夢の境界から産まれた鳥類の総称。
羽の色や生態によってそれぞれ名前が異なる。
【海色ラムネ】
海の靑から産まれたドリーミィバード。
貝殻の傍に巣を作り、海の欠片を集める習性がある。
◆◆◆
レジン製のオブジェ、貝殻、アパタイトのさざれ石と星の砂が入ったボトルの3点セット品です。

冬の夜を結晶化させた後卵型の孵卵器に入れておく。暫く経つと星空を纏った翼が出来るので、それを装飾品へと仕立てる。
「人には少し小さいかな」
「ドール達にはちょうどいいだろう」
「確かに」
名前は混じった星からつけて売る事にした。
◆◆◆
妖精の様に愛らしく小さなお客様へ。
ドール用ヘアクリップです。こちらは左右セットを載せていますが、単品もあります。

星が降る夜の夜露は星の欠片が混じっている。
採取するなら薔薇の花弁からが一番良い。
中にある星の欠片を壊さぬよう一滴一滴ゆっくり採取するのをおすすめする。
(所長の手記より抜粋)
◆◆◆
夜の薔薇庭園をイメージして作ったブローチです。
淡い薔薇の色を目立たせる為背景の靑を黒に近いものにしました。
minneにて販売中

「ああ、今回は特別なんです」
「いつもは夜の色だけ抽出するんですがね、その他の色もやってみました」
「こうやって並ぶといい感じに見えますでしょ?」
◆◆◆
【萬物色彩結晶標本】
自然、時間、想いなどあらゆるものから抽出した色を結晶化し標本としたもの。
その中でも靑色や夜色に特化したものが『靑色結晶標本』である。
minneで販売中

アクアマリンをせおったイシセオイ。ネモフィラの咲く場所に多く分布している。頭の上に載せているネモフィラは普通のネモフィラとは異なる種らしい。

落ちて来そうなほど星が光る夜。
夜光花の合間を歩く猫達は夜露と星屑を纏って庭園に集まる。
運が良ければ彼らの集会にお邪魔出来るだろう。
◆◆◆
手鏡型のミール皿を使用したネックレスです。
持っていれば猫達の集会に行けるかも?

【イシセオイ】自分で選んだ鉱物をせおい生涯生きるという生物。自然の多い場所、鉱物の産出する場所で見つけられる。せおう石の種類によって名前が異なる。
【ホタルイシセオイ】八面体の蛍石をせおったイシセオイの総称。ほたもちという愛称で呼ばれる方が多い。亜種として一回り小さい豆ほたもちや八面体では無い蛍石をせおったほたもちも存在する。

簡易的に夜を発生させる装置。
夜を装飾品として身に着ける文化が流行った時に確立した技術が使われている。
同時期に発生させた夜の中で夜行性の生物を飼う事も流行した。
餌である水晶を切らさなければ半永久的に飼育が可能らしい。
(所長の手記より抜粋)

宵の宙と星屑をスプーン1杯分。
眠れない夜のための眠り薬になる。
◆◆◆
宵の宙3gと星屑2gを結晶化させたものを付けたネックレス。
普段はただの装飾品だが、どうしても眠れない夜はスプーンを天の河から汲んだ水へ浸すと溶けて眠り薬となる。
過剰摂取に注意。

銀河を走る汽車に配属される車掌だけが身に付けられるブローチ。
ブローチを手にするまで多くの試験を通過せねばならず、故に手に出来る者は限られている。
時折レプリカが地上で見つかるらしい。(破り取られた紙に書かれた筆者不明のメモより)

掌で覆えば簡単に隠れてしまう程小さな三日月だった。
靑から鮮やかな水色へと変化する色は常に淡く光り、標本壜の表面と机の上を靑く照らす。
それはいつも所長の使う机の上に置いてあった。
これも何か特別なものかと問えば「楔だ」と答えられた。
◆◆◆
靑色研究所という場所を維持する為の楔となる、宙と海の靑を内包した三日月。
幻想生物の住処になる土地に類似した物品が発見される事もある。
レプリカを制作する事は可能だが、『悪戯』への対策を行わず使用する事は推奨しない。
(所長の手記より)